洪水ハザードマップは国交省や県が管轄の河川について，洪水が発生した場合の想定浸水深を示したものです。

実際の洪水時には他の中小河川や排水路から水があふれることもあり，地図で示した区域以外も浸水することがありますので注意してください。

[河川別の想定条件]

土砂災害ハザードマップは国土交通省などが調査した危険区域を示したものです。大雨や大地震が発生した場合は，付近の様子に注意を払い，危険と感じたら避難しましょう。

・急傾斜地崩壊危険箇所

雨や地震などにより，地盤がゆるみ，突然斜面が崩れ落ちる。

・土石流危険渓流

集中豪雨などにより，土・石・砂などが多量の水とまじりあって津波のように流れる。

・地すべり危険箇所

雨や地震により上側の地面がそっくり落ちる。

国の新たな指針に基づいた「津波浸水想定区域」が新潟県から公表され、それを踏まえて新たな津波ハザードマップを作成しました。

新潟市津波ハザードマップは、津波による浸水の深さ、津波が到達する時間、津波のせり上がり（津波が地域に侵入した際に、建物等に衝突し、想定水位より高く威力をもって襲いかかること）をそれぞれ図に示したものです。

津波は二度三度繰り返しやってきます。必ずしも第1波が最大とは限りませんので、津波注意報や津波警報が解除されるまで注意してください。

浸水ハザードマップは、河川のはん濫がはじまる前までを想定しており、下水道の雨水排水能力を上回る雨が降った場合に浸水の発生が想定される区域と深さを表示するとともに、浸水への対応や避難所などを記載したものです。

[想定条件]

1. 想定している降雨は、平成10年8月4日に新潟市で観測された最大の降雨です。
2. 各区における下水道施設の排水能力は、下記時点のものです。
3. 河川水位は、氾濫しない範囲での計画高水位を想定しています。
4. 想定を超える雨が降った場合や、河川のはん濫等は考慮していませんので、実際の浸水区域や浸水深がこの図より大きくなることがあります。

[平成10年8月4日の降雨]

新潟観測所で観測された最大降雨（時間最大降雨97mm）であり、甚大な被害をもたらした降雨です。

この降雨は下水道の排水の能力を上回り、河川のはん濫がない状況で浸水被害が発生しました。